2011年10月25日火曜日

食品添加物について考える

ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

コツの1番目 前提を疑う 常識を疑う

ということで、食品の常識を疑ってみようと思います。

食品添加物について。
果たして食品添加物は悪者なのか?

すべての食品添加物が安全かというと違うと思います。
逆に無添加食品が安全かというとそれも違うと思います。

わたしは科学者ではありませんので、一般人の考えとして印象を述べているだけです。

しかしながら、ちょっと行き過ぎのように思いますので問題定義をしてみようと思いました。

さて、無添加食品は一つのブランドになっています。

この無添加食品とはいったい何なのでしょうか?

たとえばハム。

古来からハムには亜硝酸ナトリウムなどの添加物が入っています。

古来と言うのは、100年以上前から使われているわけです。

この亜硝酸ナトリウムはボツリヌス菌などを増殖させない働きがあります。

つまりは、元祖防腐剤というわけです。

ここで、亜硝酸ナトリウムとボツリヌス菌との危険性の比較をしてみましょう。

ボツリヌス菌はご存じの通り食中毒で死亡者が出るほどの毒性があります。

一方のハムに含まれている亜硝酸ナトリウムは数百年と使われているわけです。

遺伝的問題があるのでしたら、ローマ人(イタリア)人は何か影響があるはずです。

さて、添加物は一切口にしていけないという人もいるでしょう。

それは、個人のポリシーですからかまいません。

でも、医薬品はどうでしょうか?

風邪を引いたときは、医薬品を口にするのではないでしょうか?

食品添加物は認めないのに医薬品だけは例外というのはおかしなことだと思います。

食品添加物に話を戻すと、かびたパンや腐ったハムを食べないように防腐剤が入っています。

もしも、防腐剤を一切使わないというと、食品は輸送の間にどんどん腐ってしまうでしょう。

とはいえ、数年前に中国で粉ミルク事件がありました。
これは食品添加物といっても認可されていない添加物です。

こんなものは論外ですけど、なんにしても行き過ぎは問題で、ほどほどが大切ではないかと思います。

それでは、今日の課題。

常識と思われている事をあえて疑ってみる。

4 件のコメント:

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス さんのコメント...

2011年5月28日土曜日付「マクドナルドはチキン」のイメージが定着するか?という「ずるかんワーク」があります。

いくつかアイディアを投稿しましたが、今振り返ると、それらはある前提条件に基づいていることに気づきました。

その前提条件を取り除くとこうなります。
  ↓
ケンタナルド
http://rocketnews24.com/2011/10/18/141992/

木村尚義 さんのコメント...

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウスさん。

いつも、コメントありがとうございます。

ケンタナルド

最強ですね。

パチモノ(大阪の表現で偽物)じゃなくて、公式にやってもらいたいものです。

業界トップの企業がどこかとタイアップすると相乗効果が大きいように思えます。

同じ飲食業界でなくとも、コーヒーと本を組み合わせた業態なども出現してきましたので面白くなってきましたね。

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス さんのコメント...

すでに御存知かもしれませんが、以下のニュースがありました(※)。

これは「教科書に書かれていることが必ずしも正しいわけではない」ことを示す良い例ですが、

・「実験後はすぐに後片付けをしなさい」というルールに従わなかったこと
・もしかすると校則違反のカラオケに行ったこと

が大きなポイントだと思います。

「結果が出ればプロセスは問わない」と主張するつもりはありませんが、ルール・規則という「常識」に過度に囚われる弊害を示唆していると思われます。


(※)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111117-OYT1T00731.htm

部活リケジョ、「化学」大発見、米誌に掲載へ

茨城県の女子高生らが新たな化学現象を発見し、権威のある米専門誌に論文が掲載されることが決まった。

専門家は「高校生の論文掲載は世界的な快挙。今後は彼女らの実験結果を、プロの化学者が後追い研究することになるだろう」とたたえている。

茨城県立水戸第二高の数理科学同好会に所属し、今春までに卒業した小沼瞳さん(19)ら5人で、2008年2月の金曜日、「BZ反応」という実験を行った。酸化と還元の反応を繰り返すことにより、水溶液の色が赤と青に交互に変わる。

その日、水溶液の色は想定通り赤で動かなくなった。メンバーは器具を片付けないままカラオケへ。ところが月曜日に実験室に戻ると、液は黄色くなっていた。

予想外のことで、観察を繰り返した結果、赤青の変化が一度止まった後、突然、始まった。全く知られていない現象だったが、試薬の条件が整えば、5~20時間後に変化が再開することを突き止めた。

(2011年11月17日14時32分 読売新聞)

ナッキー Nackey さんのコメント...

ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウスさん
こんばんは。

コメントありがとうございます!

このところ、更新が滞っており、申し訳ありません。

この辺をラテラルに解決すればいいのですが、実行部分がロジカルなものでアイディアはあっても、実践できなきゃと一周して戻っております。


女子高生が片付けしなかったから、新たな化学反応を発見

これ、新聞で読みました。

もう、理想的なセレンディピティの例ですね。

こういった偶然、ルールをたまたま破ってしまった結果、新たな現象を発見できたりします。

でも、なかなか、ルールを破ることってできないのですね。

無意識のうちにルールを身体で覚え込んでしまっていますから。

たまに、利き手じゃない方の手でご飯を食べてみるとかしてみると、セレンディピティを見つけられます。

日本の箸はどちらで持っても、使えると思ったら、食器の置き方によって左利きは不便だなと思いました。

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