なんで、特等添乗員αという名称なのかは、物語を読んでいくと判明します。
主人公の浅倉絢奈は中卒で就職すらできないニート。
出来すぎの姉のためにいつも肩身の狭い思いをしている。
ある出来事をきっかけに、ラテラル・シンキングを駆使して事件を解決していく。
現実のラテラル・シンキングはこのお話ほどの便利な能力ではありませんが、小気味よく解決していく姿は読んでいるとスッとします。
絢奈が解決するちょっとしたトラブルのコネタがクイズになっていてタメになります。
ずるい考え方~ゼロから始めるラテラルシンキング入門で紹介した考え方やクイズもさりげなく盛り込まれている?
水平思考力養成パズルからも。
お話の中でもラテラル・シンキングを「ずるい考え方」だとする描写もありますが、料理人の包丁と同じで使い方次第で善にも悪にもなるということは賛成です。
詐欺師の思考法というのは、ちょっと言い過ぎかも知れませんが・・・。
今回は軽い紹介でしょうから、次回以降のストーリー展開がとても気になります。
ご連絡
この投稿をご覧になっているのは角川文庫の方ですね。
もしかしたら、松岡圭祐さんご本人ですか?
そうしたら、光栄です。 このページを関係者が見ましたねと書いた理由は、 書籍の名前(特等添乗員α)をブログに書けば検索に引っかかりますから。 営業や編集担当さんなら、反響を調べるはず。 チートな考え方を使わせていただきました(笑) ラテラルシンキングクイズでお困りになっていませんか? いろいろな書籍を資料にされていますよね。 |
4月にラテラルシンキングを扱った新刊書がでます。
ずるい考え方練習帳(仮)です。
クイズ本です。
ページ数の関係で収録しなかった未公開クイズがあるのです。
このブログで公開しているのは未公開クイズです。
次回作のどこかで使っていただけませんか?
まだ、公開していないクイズもあります。
もしも、興味がございましたら連絡はコメント欄までどうぞ。
ちなみにコメントは、わたし(木村尚義)が公開しなければ表示されません。
2 件のコメント:
同じ著者の作品で「万能鑑定士Q」シリーズも合わせて好きな作品。
一方はロジカル、本作はラジカル。でも両方必要に思いました。発想はラテラルに、検算はロジカルに。
じゅんじゅんさん
コメントありがとうございます。
発想はラテラルに検算はロジカルに。
これは、まったくおっしゃるとおりです。
わたしは、コインの裏表の関係という説明をしております。
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