年末年始、この時期になると番宣(番組宣伝)が増えます。
ふだん、何気なく見ているテレビの番宣を「ずるかん」して見ましょう。
まずは、なぜ、番宣するのか?
1分間で考えたのは、次のような理由です。
1.テレビ局として力を入れてつくった番組をたくさんの人に見てもらいたい
2.視聴者の生活に有益な情報を広げてライフスタイル向上に貢献したい
3.テレビコマーシャルが減ってしまったのでしかたなく番宣を入れている
4.その他の理由
あなたなら、どれだと思いますか?
調査したわけではないのですが、テレビCMが減ってしまって困っているという話を良く聞くので、3の「しかたなく番宣」のような気がします。
※そうしないと、放映しない時間が出来てしまうわけで、放送事故? っていうのですか?
テレビ局が番宣するとして効果は、どんなことが考えられるでしょうか。
ふつうなら、ゴールデンタイムに放映する番組の宣伝をするでしょう。
ゴールデンタイムが何時なのかという議論もありますが、一番CM料金が高そうです。
だから、テレビ局としてもゴールデンタイムなのでしょう。
このときに視聴率が高ければCM料金も高く維持できるでしょう。
すると、テレビ局の営業がCMを売るときに視聴率はこれだけだから料金はこれですと言いやすい。
少々乱暴ですが、番宣の効果としては次のことが挙げられそうです。
1.CMが減ってしまった穴埋め
2.少しでもCMを高く売るために視聴率を上げる
テレビ局の行動原理としては、せっかく独占的に与えられている放映権です。
1%の視聴率が100万人に当たるわけです。
なるべく「限られた時間」を高く売る。
そうなると、CMが減ってしまった影響によって番宣は欠かせなくなったのでしょうね。
2 件のコメント:
やはり、出演している芸能人を放送して視聴率をとろうという考えがあるのではないでしょうか。
人気のない局が視聴率のためには多少のリスクは仕方ないと始めたのではないかと思いました。でも良いと思います。見てみようという番組多いですから。
最近コマーシャルより番宣の方が多いと思います。
不況が原因ですかね??
タケハラマサキさん。
投稿ありがとうございます!
どしどし下さって感謝です。
必ずしも良い番組の視聴率が高いとは限りませんから、番宣してアピールする意図があるのでしょうね。
芸能人で視聴率をとろうという考えもあるでしょうし、芸能人が売れて視聴率が上がると両方にメリットありますね。
いずれにせよ、番宣は厳しいテレビ業界を想像させます。
広告主としてみたら、テレビコマーシャルの単価が落ちているようなので、広告しようと考えたら、今がチャンスだったりします。
お客様先で、あの○○TVでコマーシャルしている企業ですって話せますから。
話のきっかけにもなるでしょう。
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